LINEクーポン・ショップカードの作り方|来店とリピートを増やす使い方
結論から言うと、クーポンは「新規の来店きっかけ」、ショップカードは「リピートの仕組み化」と役割を分けて使うのが、もっとも費用対効果が高い使い方です。 どちらもLINE公式アカウントに無料で備わっている販促機能ですが、目的を分けて設計しないと「配ったのに使われない」状態になりがちです。本記事では、作り方と効果を出す設計のコツを解説します。
この記事は、LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援に携わり、現在はLINE-FIRST CRM「LYNX」を開発・運営するLIFE合同会社代表・小川靖人が監修しています。
LINEクーポンとは
クーポンは、割引や特典をLINE上で配布・利用できる機能です。「友だち追加で1杯無料」「20%OFF」など、来店や購入の最後の一押しとして使います。
抽選機能を付けたり、利用期限を設定したりでき、使われた回数(利用状況)も管理画面で確認できます。
ショップカードとは
ショップカードは、LINE上のポイントカードです。来店ごとにポイントを貯め、規定数に達すると特典と交換できます。
紙のスタンプカードと違って「持ち歩く必要がない・なくさない」ため、リピートの動機づけを仕組み化できるのが強みです。ゴールまでの残りポイントが見えることで、再来店のきっかけになります。
クーポンとショップカードの使い分け
| 機能 | 主な目的 | 使いどころ |
|---|---|---|
| クーポン | 新規・単発の来店促進 | 友だち追加特典、期間限定セール、誕生日特典 |
| ショップカード | リピート・常連化 | 来店ごとのポイント、〇回でプレゼント |
新規を集めるなら友だちの増やし方と組み合わせてクーポンを、続けて来てもらうならショップカードを、という設計が基本です。
クーポンの作り方(手順)
- LINE Official Account Manager の「クーポン」→「作成」を開く
- クーポン名・特典内容・有効期限を設定
- 画像、利用回数(1回のみ/何回でも)、抽選の有無を設定
- 公開して、配布導線(あいさつメッセージ・配信・リッチメニュー)に組み込む
作っただけでは使われません。配布する導線までセットで設計するのが重要です。
効果が出るクーポン設計のコツ
- 特典は分かりやすく — 「10%OFF」より「ドリンク1杯無料」のように、価値がイメージしやすいほうが反応します
- 期限を切る — 「今週末まで」など期限があると行動が早まります
- 配布のきっかけを明確に — 友だち追加特典、来店後のサンクスクーポン、誕生日クーポンなど「いつ配るか」を決める
- 使われたかを見る — 利用状況を確認し、反応の良い特典に寄せていく
ショップカードで再来店を仕組みにする
ショップカードは「ゴール設定」が肝です。
- ゴールが遠すぎると貯める気が失せる — まずは「5回でプレゼント」など達成しやすい設定から
- 中間特典を置く — 3回でミニ特典など、途中の達成感をつくる
- 付与ルールをシンプルに — 「1来店1ポイント」が分かりやすい
カードの配布・案内はリッチメニューに常設しておくと、来店時に提示してもらいやすくなります。
配布導線をどう作るか
クーポンもショップカードも、ユーザーの目に触れる場所に置くことで初めて機能します。
- あいさつメッセージ — 友だち追加直後にクーポンを渡す(初回来店のきっかけ)
- リッチメニュー — 「クーポン」「ポイントカード」を常時表示
- メッセージ配信 — 期間限定クーポンを配信で告知
- 店頭 — レジやテーブルにQRを置き、その場で追加→提示してもらう
よくある質問(FAQ)
Q: クーポンやショップカードの利用に料金(通数)はかかりますか?
A: クーポン・ショップカードの作成・利用そのものに通数はかかりません。ただし「クーポンを一斉配信で告知する」場合は、その配信が通数を消費します。
Q: 紙のスタンプカードからショップカードに切り替えるべきですか?
A: 管理の手間と再来店率の可視化を考えると、LINEのショップカードに一本化するメリットは大きいです。移行期は併用しつつ、徐々にLINEへ誘導するのがスムーズです。
Q: クーポンが使われているか分かりますか?
A: 管理画面でクーポンごとの利用状況を確認できます。反応の良い特典・期限・配布タイミングを見極め、次の施策に反映しましょう。