LINEのリッチメッセージとカードタイプメッセージの作り方と使い分け
結論から言うと、1つの訴求を大きく見せたいなら「リッチメッセージ」、複数の商品やメニューを並べて選ばせたいなら「カードタイプメッセージ」を使うのが基本の使い分けです。 どちらもテキストだけの配信より目を引き、タップ率が上がります。本記事では2つの違いと作り方、デザインのコツを解説します。
この記事は、LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援に携わり、現在はLINE-FIRST CRM「LYNX」を開発・運営するLIFE合同会社代表・小川靖人が監修しています。
リッチメッセージとは
リッチメッセージは、1枚の画像をタップ領域に分割して、画像ごとにリンクを設定できる配信です。テキストの吹き出しより大きくビジュアルで見せられるため、キャンペーン告知や1つの強い訴求に向いています。
例えば「セール告知の画像をタップ→セールページへ」のように、見た目のインパクトと導線を両立できます。
カードタイプメッセージとは
カードタイプメッセージは、複数のカードを横スワイプで並べて見せる配信です。商品・人物・場所・イメージといったテンプレートがあり、それぞれのカードに画像・テキスト・ボタンを設定できます。
「新商品を3つ紹介」「スタッフ別の予約」「複数店舗の案内」など、選択肢を並べて選んでもらうのが得意です。
2つの違いと使い分け
| 種類 | 見せ方 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| リッチメッセージ | 画像1枚(領域分割タップ) | 1つの訴求を大きく・キャンペーン告知 |
| カードタイプメッセージ | 複数カードを横スワイプ | 商品・メニュー・選択肢を並べる |
迷ったら「伝えたいことが1つ → リッチメッセージ/複数を比べさせたい → カードタイプ」で選べば外しません。
作り方(基本の流れ)
どちらも LINE Official Account Manager の配信作成画面から作れます。
- 「メッセージ配信」→ 新規作成で、吹き出しの種類に「リッチメッセージ」または「カードタイプメッセージ」を選ぶ
- リッチメッセージはテンプレート(分割レイアウト)を選び、画像をアップロードして各領域にリンクを設定
- カードタイプはカードを追加し、画像・タイトル・説明・ボタン(リンク)を入力
- プレビューで表示を確認して配信予約
より自由にデザインしたい場合は、ボタンや複数要素を細かく組めるFlexメッセージという選択肢もあります。手早く作りたいときはFlexメッセージ作成ツールも使えます。
デザインのコツ
- 要点はテキストでも伝える — 画像だけだと、通知やトーク一覧では内容が分かりません
- タップできることを分かるように — ボタンや「詳しくはこちら」で、押せると示す
- 1枚に詰め込みすぎない — 情報過多は逆効果。1メッセージ1メッセージで
- 文字は大きく・少なく — スマホの小さい画面で読めるサイズに
ビジュアル配信は目を引きますが、効果を出すには「いつ・誰に送るか」も重要です。配信の時間・頻度はメッセージ配信のコツを参考にしてください。
トーク画面の常設メニューとの違い
リッチメッセージは「配信」で一度きり流れていくもの、リッチメニューはトーク画面下部に「常設」されるものです。告知は配信、定番の導線は常設メニューと役割を分けると、トーク画面が使いやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q: リッチメッセージとリッチメニューは何が違いますか?
A: リッチメッセージは配信で流れる画像メッセージ、リッチメニューはトーク画面下部に常に表示されるメニューです。前者は告知向き、後者は予約・購入などの定番導線向きです。
Q: 配信したら通数(料金)はかかりますか?
A: リッチメッセージもカードタイプメッセージも、一斉配信として届けるぶんはメッセージ通数を消費します。届けた人数ぶんがカウントされる点は通常の配信と同じです。
Q: もっと自由なデザインにしたい場合は?
A: 複数のボタンや要素を細かく組みたいときはFlexメッセージが向いています。コードを書かずに作れるツールもあるので、まずはテンプレートから試すのがおすすめです。