LINE公式アカウントでブロックされる理由とブロック率を下げる方法
この記事の結論
LINE公式アカウントがブロックされる主な理由と、ブロック率を下げる具体的な方法を解説。配信頻度・内容・タイミングの見直しから、セグメント配信や友だち追加直後のフォローまで、実務目線でまとめます。
最終更新:2026年7月20日
結論から言うと、ブロックの主な要因は「配信が多すぎる・内容が宣伝ばかり・追加直後のフォローが弱い」の3つです。 ブロックはゼロにはできず、友だちの獲得経路や期待値にも左右されますが、配信対象・内容・初回体験を見直すことで抑えられます。本記事では、ブロックされる理由と、下げるための具体策を解説します。
この記事は、LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援に携わり、現在はLINE-FIRST CRM「LYNX」を開発・運営するLIFE合同会社代表・小川靖人が監修しています。
ブロックされる主な理由
ブロックは、たいてい次のどれかで起きます。
- 配信が多すぎる — 頻度過多は、内容に関係なくブロックを招く最大要因
- 宣伝ばかりで得がない — セール・告知だけだと「自分には関係ない」と判断される
- 追加直後のフォローが弱い — 期待して追加したのに、最初の一通が薄いと即離脱
- 配信タイミングが悪い — 深夜や早朝の通知は不快感につながる
ブロック率はどこで分かるか
分析タブで、友だち数の内訳(追加・ブロック)を確認できます。大事なのは絶対値より、**「いつ急に増えたか」**です。
- 追加直後にブロックが多い → あいさつメッセージや初回体験に課題
- 特定の配信後に増える → その配信の頻度・内容・時間に課題
「どのタイミングで増えたか」を見れば、原因の当たりがつきます。
下げる方法①:配信頻度を見直す
まずは頻度です。週1〜2回を目安に、**「送る価値があるときだけ送る」**に切り替えます。送れることがあるから送る、では多すぎになりがちです。詳しくは配信のコツを参照してください。
下げる方法②:内容を「役立つ+販促」に
宣伝一辺倒をやめ、選び方・使い方・お役立ち情報など「読んで得」を混ぜます。読者にとっての価値が、ブロックされない最大の防御です。
下げる方法③:全員配信をセグメントに
関係ない人に届くほどブロックされます。属性や行動で絞るセグメント配信に切り替えると、関心に合う内容だけが届き、ブロック率も通数も下がります。
下げる方法④:追加直後のフォローを強くする
ブロックは「追加直後」に集中します。あいさつメッセージで、歓迎・メリット・次の行動を明確に伝え、「追加してよかった」と思ってもらうことが、初期ブロックを防ぐ最短策です。
ブロックを恐れて配信しないのは逆効果
ブロックを気にしすぎて配信頻度を極端に下げると、今度は「忘れられて」開封率が落ちます。適切な頻度で価値ある配信を続けることが、結果的にブロックも開封率も最適化します。
ブロック数は配信ごとの差分で見る
累計のブロック率だけでは、どの配信が原因か分かりません。配信前後でターゲットリーチとブロック数の差を記録し、対象、テーマ、時間帯と並べて比較します。
| 変化 | 考えられる原因 | 次の確認 |
|---|---|---|
| 開封も低くブロックが増えた | 対象・時間・頻度が合っていない | セグメントと配信時間を見直す |
| 開封は高いがクリックされない | 内容と行動導線がずれている | CTAとリンク先を見直す |
| 追加直後のブロックが多い | 特典後の価値が伝わっていない | あいさつとリッチメニューを見直す |
一回の増減で結論を出さず、同じ条件を2〜3回比較します。ブロックだけでなく、予約・購入・相談が増えたかも合わせて判断してください。LINEのKPI・ROI設計では、運用指標から事業成果までを一つの表で見る方法を解説しています。
記録するときは「配信日・対象セグメント・テーマ・送信数・開封・クリック・配信後24時間のブロック増加・CV」を1行にまとめます。蓄積すると、ブロックを増やしやすい配信だけでなく、ブロックが多少増えても予約や購入への貢献が大きい配信も区別できます。ゼロだけを目指さず、顧客価値と事業成果の両方で判断してください。
よくある質問(FAQ)
Q: ブロック率は何%なら正常ですか?
A: 業種や友だちの集め方で幅があり一概には言えません。重要なのは絶対値より「急に上がっていないか」です。配信のたびに大きく増えるなら、頻度か内容の見直しが必要です。
Q: ブロックされた友だちにも配信料(通数)はかかりますか?
A: ブロック中のユーザーには配信されないため、その分の通数は基本的に消費しません。ブロック率を下げることは、コスト効率の改善にもつながります。
Q: 一度ブロックした人は戻ってきますか?
A: ブロックを解除して戻る人もいますが、基本的には「ブロックされない運用」を前提に設計するのが現実的です。新規追加とブロック減の両輪で、純増を伸ばしましょう。