LINEの1:1チャット対応のコツ|問い合わせ・予約をスムーズにさばく
結論から言うと、1:1チャットは「自動応答で一次対応 → 人が必要なものだけ手動でさばく」設計にして、定型返信をテンプレ化しておくのが、取りこぼさず効率よく回すコツです。 すべて手動で対応しようとすると追いつかず、すべて自動にすると冷たくなります。本記事では、LINEの1:1チャットを上手に運用するコツを解説します。
この記事は、LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援に携わり、現在はLINE-FIRST CRM「LYNX」を開発・運営するLIFE合同会社代表・小川靖人が監修しています。
LINEの1:1チャットとは
1:1チャットは、お客様一人ひとりと個別にやり取りする有人対応の機能です。問い合わせ・予約・相談など、定型化できない対応に向いています。
メールや電話と違い、お客様が普段使うLINEでそのまま会話できるため、返信のハードルが低く、会話が続きやすいのが特徴です。
自動応答と手動チャットの切り替え
すべてを人が対応するのは現実的ではありません。自動応答と組み合わせます。
- 営業時間内 — チャット(人)を中心に、定型質問は自動応答で補助
- 営業時間外 — 自動応答に切り替え、受付時間と代替導線を伝える
応答時間の設定で自動切り替えできるので、「時間外に放置」を防げます。
取りこぼさないための運用
チャットは「気づかなかった」が最大の失注要因です。
- 通知をオンにする — スマホアプリ「LINE公式アカウント」で着信に気づける状態に
- 未対応・対応済みを管理 — チャットのステータス(対応中/完了)を使い、放置を防ぐ
- 対応の担当を決める — 誰が見るかを決めないと、全員が「誰かが見るだろう」になりがち
定型返信をテンプレ化する
よくある返信は、毎回ゼロから打たずテンプレート化しておくと速くなります。
- 予約受付:「ご連絡ありがとうございます。ご希望の日時を第2希望までお知らせください」
- 営業時間・アクセス:定型文+地図リンク
- 見積もり依頼:必要事項のヒアリング項目をまとめて返す
定型化することで、対応スピードと品質が安定します。
接客の質を上げる小さなコツ
- 最初の返信を早く — 完璧な回答より、まず「確認します」の一報が安心につながる
- 名前で呼ぶ — 「〇〇さん」と添えるだけで丁寧な印象に
- 次の行動を示す — 「では明日10時にお待ちしています」など、会話を前に進める一言を添える
- 会話の終わりにフォロー — お礼+次回の案内で関係を継続
来店前の相談なら、LINEの通話・ビデオ通話に切り替えて、その場で顔を見て話すと一気に進みます。
複数人で対応するときの注意
人数が増えると「二重対応」「対応漏れ」が起きます。複数人での運用と権限管理を整え、担当・ステータスのルールを決めておきましょう。問い合わせ件数が多くなってきたら、顧客情報を一元管理できる仕組み(CRM)の導入も検討すると、対応履歴が共有しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q: 1:1チャットの返信に料金(通数)はかかりますか?
A: お客様からのメッセージへの個別返信(チャット)は、一斉配信のような通数課金の対象ではありません。気にせず対応できます。
Q: 自動応答とチャットは同時に使えますか?
A: 応答時間の設定で、営業時間内はチャット、時間外は自動応答、というように自動で切り替えられます。状況に応じた運用が可能です。
Q: 対応の取りこぼしを防ぐには?
A: 通知をオンにし、チャットの対応ステータス(対応中/完了)で管理するのが基本です。人数が増えたら担当ルールを決め、CRMで履歴を共有すると安全です。