LINE活用の基礎

LINE友だち追加広告(新)とは?出稿条件・課金・管理画面からの始め方

小川 靖人文・小川 靖人元LINE社員・LIFE合同会社 代表
この記事の執筆者:元LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援チームの立ち上げを推進し、LINE Green Badge試験問題の作成にも関与。バディカダイレクト元COOとしてLINE中心の販売基盤を構築し、AI接客チャットボット「中野愛作」を開発。詳しいプロフィール →
#LINE公式アカウント#友だち追加広告#友だち獲得#LINEヤフー広告
この記事は「LINE公式アカウント完全ガイド」の一部です。全体像はこちらから →

この記事の結論

LINE公式アカウントの友だち追加広告(新)を、利用条件、課金の発生時点、ターゲット設定、従来版との違いから整理します。

最終更新:2026年10月6日

友だち追加広告は、LINEヤフー広告の「友だち追加」目的の広告を、LINE Official Account ManagerのWeb版管理画面から出稿する機能です。店頭のQRコードや追加ボタンと違い、まだ自社を知らない人の画面に広告を出し、タップから友だち追加までを広告側で完結させます。料金は表示やクリックではなく、実際に友だち追加された場合に請求されます。

2026年5月9日にリニューアルされ、従来のLINE広告経由の出稿は新規利用の対象外になりました。これから出す場合は「友だち追加広告(新)」を使います。仕様は2026-10-03に公式マニュアルを確認した内容です。管理画面の名称は変わることがあるため、出稿前に一次資料を再確認してください。

店頭追加・自社導線との違い

増やし方届く相手費用の発生向く段階
店頭QR・スタッフ案内すでに来店・来訪している人広告費はかからないまず土台を作るとき
Web・SNS・メールからの誘導自社サイトや既存リストにいる人媒体費が別にある場合のみ既存接点をLINEへ移すとき
友だち追加広告広告面で初めて知る人友だち追加1件ごとに請求オフラインと自社導線を整えたあと

広告は人数を伸ばす手段であり、友だちを増やす全体設計の代替ではありません。チャネルの優先順位は友だちの増やし方で、追加後の接客まで含めた流れはLINE集客の全体設計で確認できます。

友だち追加広告の準備。出稿条件を確認:対象アカウントの条件を見る。予算と目的を決める:追加後の対応も用意。広告を作成・確認:内容・対象・申請を確認。結果を振り返る:追加数だけで成功としない。

図:友だち追加広告の準備。細かな条件と例外は、本文で確認してください。

出稿できる条件

公式マニュアルでは、認定セールスパートナーが開設または管理しているアカウントは対象外です。対象アカウントでも、次をすべて満たす必要があります。

  • 認証済みアカウントであること。認証済みでも、掲載できない業種がある
  • 支払い方法が登録済みであること
  • ビジネスマネージャーの認証済み組織と接続していること

未認証のまま広告メニューを探しても進められません。店舗・企業として継続利用するなら、広告の有無にかかわらず認証申請を先に済ませる方が後工程が減ります。

管理画面からの作成手順

Web版管理画面の「友だちを増やす」→「友だち追加広告(新)」を開きます。初回だけ利用開始と規約同意があります。

  1. 「作成」を押し、ターゲットを決める
  2. 配信期間と1日あたりの予算、必要なら友だち追加あたりの上限予算を入れる
  3. 見出し・本文・画像または動画を設定し、プレビューを見る
  4. 内容を確認して審査を申請する

審査に承認されると、設定した配信期間で配信が始まります。配信期間外には出ません。途中で止めたい場合は配信オフにします。

ターゲットで決める項目

項目公式マニュアル上の内容
性別・年齢配信先の性別と、プルダウンで選ぶ年齢
エリア細かく選択できる。店舗用アカウントでは地域設定が推奨されている
興味・関心種類を選んで絞る
プレイスメント「全て」「LINEアプリ面」「Yahoo! JAPANサービス面」
推計オーディエンス設定に応じた潜在ユーザーの推計値

絞りすぎると単価が上がりやすい、と公式も注意しています。初めて出す場合、友だち追加あたりの上限予算は「設定しない」が推奨です。上限を付けると、1日の予算が消化されないことがあります。

予算の見方

1日あたりの予算は、消化がその金額に近づくように表示を制御する目安です。上限保証ではなく、時勢や設定によって下回ることも超過することもあります。超過分の返金は保証されていません。

当月の利用金額が上限に達すると配信は止まります。上限の引き上げは問い合わせが必要で、今月中に引き上げても、その月は再配信できません。来月まで待つ前提で予算を組み立てます。

ステータスは配信中、配信停止中、審査中、否認に分かれます。配信停止中には、予算到達で止まった広告も含まれます。

追加したあとに先に決めること

広告は追加までしか担いません。追加直後に特典だけ渡して放置すると、ブロックや無反応が増え、追加単価の意味が薄れます。出稿前に次を1行で書ける状態にします。

  • 追加直後のあいさつメッセージで、何ができるアカウントかを伝える
  • 予約・来店・資料・相談のうち、最初に案内する行動を1つに決める
  • 特典目当ての追加でも、2通目以降で事業と関係する案内に戻す

サイト訪問者を後から配信や広告の対象にしたい場合は、先にLINE Tagを入れておきます。タグは設置後からしか貯まりません。

従来版メニューとの見分け方

2026年5月9日より前から友だち追加広告を使っていたアカウントには、旧メニュー「友だち追加広告」が残ることがあります。公式は、LINE広告の提供終了に伴うリニューアルであり、従来版は提供終了予定、新たな出稿は「友だち追加広告(新)」から行うと案内しています。旧画面の総額予算やCreative Lab連携だけを前提に手順書を作らない方が安全です。

Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)側でも、キャンペーン目的「友だち追加」として出稿する経路があります。管理画面からの簡易出稿と、広告運用画面からのキャンペーン作成は入口が違います。どちらを使うかは、社内に広告運用担当がいるか、公式アカウント担当だけで完結させたいかで分けます。

出稿前の確認

  • 認証、支払い、ビジネスマネージャー接続が揃っているか
  • 追加後のあいさつと、次の1行動が用意されているか
  • 店舗ならエリアを付けたか。興味・関心を狭めすぎていないか
  • 1日予算を目安として見ているか。当月上限に達したあとの再開が翌月になることを共有したか
  • 見出しと画像が、追加理由(予約、特典、案内)を具体的に書いているか

友だち追加広告の出稿条件と、追加後の予約・接客導線をまとめて整えたい場合は、LINE公式アカウント構築・運用支援で支援範囲を確認できます。

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