LINE活用の基礎

LINE Flex Message制作の費用相場|外注とテンプレート活用の判断基準

小川 靖人文・小川 靖人元LINE社員・LIFE合同会社 代表
この記事の執筆者:元LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援チームの立ち上げを推進し、LINE Green Badge試験問題の作成にも関与。バディカダイレクト元COOとしてLINE中心の販売基盤を構築し、AI接客チャットボット「中野愛作」を開発。詳しいプロフィール →
#LINE公式アカウント#Flex Message#制作費用#外注
この記事は「LINE公式アカウント完全ガイド」の一部です。全体像はこちらから →

結論から言うと、Flex Messageの制作費は、公開されている料金を見るかぎり「デザイン1種あたり1万〜5万円、複雑なカルーセルやシステム連携込みで10万円以上」が目安です。ただし、定型的なカードならテンプレートや無料ツールで内製でき、外注すべきなのは“データと連動して自動生成する”段階からです。 本記事では、費用相場と内訳、外注と内製の判断基準を解説します。

この記事は、LINE株式会社でLINE公式アカウント活用支援に携わり、現在はLINE×AIプロダクトを開発・運営するLIFE合同会社代表・小川靖人が監修しています。Flex Messageの基本はFlex Messageの作り方と実例集へ。

Flex Messageとは(30秒でおさらい)

Flex Messageは、LINEのトークに送れるカード型のリッチなメッセージです。画像・ボタン・価格・レビューなどを1枚のカードにレイアウトでき、商品紹介・予約案内・クーポンなどで通常テキストより高い反応が期待できます。実体はJSONで記述されたレイアウト定義で、ここが「制作に技術がいる」と言われる理由です。

制作費用の相場と内訳

依頼内容目安備考
カード1種のデザイン+JSON化1万〜5万円静的なカード。デザインの作り込みで変動
カルーセル(複数カード)一式3万〜10万円商品一覧・メニュー表など
配信運用とセットの制作月額に内包運用代行の配信制作に含まれることが多い
データ連動の自動生成10万円〜在庫・予約枠・診断結果からカードを自動生成(Messaging API開発)

費用が変わる3つの要因

  1. 静的か動的か — 一度作って使い回すカードは安く、在庫や価格と連動して自動生成するカードは開発費がかかります
  2. デザインの自由度 — テンプレートベースなら安く、ブランドに合わせたフルデザインは高くなります
  3. 点数 — 業種別・用途別に量産する場合は、1種あたりの単価で交渉するのが一般的です

まず無料で作れないか試す(内製の選択肢)

静的なカードなら、外注前に無料ツールで十分作れることが多いです。

「商品カード」「予約案内」「クーポン」のような定型カードは、テンプレートを1つ作って画像とテキストを差し替える運用にすれば、制作費はほぼゼロにできます。

外注すべきタイミング

次のどれかに当てはまったら、外注(または開発)を検討する段階です。

  • カードの中身がデータと連動する — 在庫のある車だけをカルーセルに出す、予約枠を出す、診断結果でカードを出し分ける等
  • 配信のたびに制作が発生して回らない — 制作込みの運用代行に寄せたほうが総コストが下がることがあります
  • タップ後の導線まで設計したい — カード単体ではなく、セグメント配信やステップ配信と組み合わせた体験設計が必要な場合

LIFEではFlex Message制作・自動化の支援として、テンプレート設計からデータ連動の自動生成までを行っています。静的カードで足りるのか、自動化まで踏み込むべきかの見立てから無料で相談できます。

依頼時に伝えるとスムーズなこと

  • 使う場面(配信/応答/予約確認など)と、タップ後に何をさせたいか
  • 差し替えが発生する要素(価格・在庫・日付など)
  • ブランドカラー・ロゴ・参考にしたいカードのスクリーンショット

よくある質問(FAQ)

Q: Flex Messageの配信自体に追加料金はかかりますか?

A: かかりません。通常のメッセージと同じく配信通数としてカウントされるだけです。1通で伝わる情報量が多いぶん、テキストを複数通送るよりむしろ通数効率は良くなります。

Q: デザインだけ自社で作って、JSON化だけ頼めますか?

A: 可能な会社が多いです。ただし静的カードであれば、シミュレーターを使えばJSON化まで自社で完結できるケースがほとんどです。

Q: Flex Messageはスマホ以外でも表示されますか?

A: はい、PC版LINEでも表示されます(リッチメニューと異なる点です)。ただしレイアウトの見え方は画面幅で変わるため、配信前にプレビューでの確認をおすすめします。

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